理研BRC国際シンポジウム開催のお知らせ

 

理研BRC国際シンポジウム

「研究基盤用微生物を考える」

 理研BRC-JCMは「健康と環境」に関する微生物リソースを中心とした研究基盤用微生物に関するリソース事業を行っています。2007年からは文部科学省・ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)「一般微生物」における中核機関に選定され、関係する機関と連携を取りながらBRC事業を推進しています。本シンポジウムでは、第1部では人類にとって重要課題である「健康と環境」に関わる「健康と環境の研究に資する微生物リソース」について、第2部では「アジア地域の微生物リソースとBRC」について討論し、また第3部では当室室長である辨野がライフワークとして取り組んできた「嫌気性細菌」の研究とBRC事業を紹介いたします。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

おかげさまで無事終了しました
日 時: 平成 21 年 2 月 10 日(火) 9:30 – 17:40
場 所: ハイアットリージェンシー東京 B1F 桃山(東京都新宿区新宿2-7-2)
主 催: 独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター
後 援: 文部科学省
参加費: 無料

 

プログラム
9:30 – 10:00
開会の挨拶
第1部 「健康と環境の研究に資する微生物リソース」 (日本語)
10:00 – 10:30
嫌気性細菌の酸素適応機構 川崎 信治(東京農業大学応用生物科学部)
10:30 – 10:45
(休 憩)
10:45 – 11:15
無酸素環境中における微生物の機能と新規分離嫌気性細菌の特徴 上木 厚子 (山形大学農学部)
11:15 – 11:45
複合微生物系の培養制御技術の開発と海洋石油汚染浄化への応用 岩淵 範之 (日本大学生物資源科学部)
11:45 – 13:00
(昼 食)
13:00 – 13:30
プロバイオティック機能性乳酸菌の探索と将来的利用性 齋藤 忠夫(東北大学大学院農学研究科)
13:30 – 14:00
プロバイオティクスの保健効果と腸内環境 -腸内細菌が産生するポリアミンの役割- 松本 光晴(協同乳業株式会社研究所)
14:00 – 14:45
(休 憩 & ポスター)
第2部 「アジア地域の微生物リソースとBRC」 (英語)
14:45 – 15:30
The Information Network of BRCs in China and Prototype of Asian BRCs Network Dr. Juncai Ma (CAS, China)
15:30 – 16:15
Microbial Genomes and Its Application in Korea Dr. Tae Kwang Oh (KRIBB, Korea)
15:30 – 16:15
Microbial Resources for Pharmaceutically Important Compounds in Thailand Dr. Vullapa Arunpairojana (TISTR, Thailand)
16:15 – 16:30
総合討論
第3部 「特別講演」 (日本語)
16:30 – 17:30
「嫌気性菌とともに36年」 辨野 義己 (微生物材料開発室室長)
17:30 – 17:40
閉会の挨拶

 

参加申し込みおよびお問い合わせ先
事前登録は締め切りました。未登録で参加ご希望の方は当日会場の受付でお申し込み下さい。

事務局:
独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
TEL:048-467-9560



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