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 種名:
    例1: 属名 = Micromonospora
例2: 種名 = aurantiaca
例3: 属名 = %monospo, 種名 = %ensis
(前方一致検索。ワイルドカード「%」を使って中間または後方一致検索も可能。大文字・小文字は区別されません)

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    例1: 学名 = Micromonospora chalcea
例2: 学名 = Lactobacillus paracasei subsp. paracasei
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遺伝子組換え生物の表示等に関する不適切な取扱いについて

2012年9月14日

 理化学研究所(野依良治理事長)は、1999年に遺伝子組換え菌株※11株(Brevibacillus brevis 47-5Q/pNU212)の寄託を受けた際、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号)に基づく表示等を行わないまま埼玉県和光市にある理化学研究所内で保管されていることが、2012年9月4日に判明しました。これまでに当該菌株の一部は、筑波研究所(茨城県つくば市)及び播磨研究所(兵庫県佐用郡)に搬入、保管され、他機関(国内5機関、海外7機関)に提供していました。なお、当該菌株については、専用の作業室において適切に管理・処理を行っていたこと、また自然界では生存困難であることから環境への影響は無いと考えられます。
本件について、すでに文部科学省へ報告を行っており、詳細についての更なる調査を行い、文部科学省の適切な指導のもと、管理体制の見直しなどによる再発防止を実施します。
このような取扱いをしていたことについて深くお詫び申し上げます。

1. 概要

1999年4月生物基盤研究部微生物系統保存室(現 微生物材料開発室)は、他機関から寄託された菌株(Brevibacillus brevis 47-5Q/pNU212)1株について、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号)に基づく表示等を行わずに取扱いを行った。
また、当該菌株が寄託された後、微生物の確認作業や他の研究者に提供できるよう凍結サンプルの作製を行った。なお、現在当該菌株は密閉された専用のフリーザーにおいて保管しており、培養する際には専用の作業室で取り扱っていたとともに、培養後の廃棄物等は不活性処理を施していたため環境への影響は無いと考えられる。
2012年9月4日、微生物材料開発室が和光から筑波へ移転することに伴い、あらためて所有している菌株等の内容確認をしたところ、遺伝子組換え生物の疑いがもたれる当該菌株を見つけ、文献等資料により精査を行った結果、遺伝子組換え生物であることが分かった。 なお、2012年9月4日以前までに当該菌株は、筑波研究所及び播磨研究所に搬入、保管され、他機関(国内5機関、海外7機関)に提供している。

2. 現在の状況

本件について、2012年9月5日に文部科学省生命倫理・安全対策室に対し、報告を行い、翌日、生命倫理・安全対策室による現場調査が行われた。 当該菌株は凍結サンプルとして、現在、適切な場所で施錠保管しており、一般環境へ漏出することはないと考えられる。また、微生物材料開発室が現在寄託を受け保有している菌株等について、再度慎重に確認作業を行った結果、当該菌株以外に不適切に保管している遺伝子組換え生物等は無いことを確認した。
なお、既に表示等については是正し、当該菌株を提供した機関に対しては当該菌株に係る情報の提供を行うとともに、取扱状況の確認をおこなっている。また、全研究室に対し、今回の事例に係る注意喚起を通知した。今後、調査結果を踏まえ、管理体制の見直しなど再発防止策を実施する。

※1 遺伝子組換え菌株
土壌から採取されたBrevibacillus brevis 47(ブレビバチルス ブレビス47)株から、自然界では生存が困難なウラシル要求性株47-5Q株を単離し、その47-5Q株に遺伝子導入用ベクターpNU212を導入して作製した、遺伝子組換え生物である。pNU212の中に目的のタンパク質の遺伝子を挿入することにより、目的のタンパク質を効率よく生産分泌するものである。